幸せの道第8話1/4
あれから1週間が経った。
キーンコーンカーンコーン―――
授業終了を告げるチャイムが鳴り響いた。
HRが始まって、先生の話が進む。
私はほとんど聞かずに外を見ていた。
先に帰られると困るから。
「ということで終わりにします。」
特別長くなかった先生の話が終わり、私はすぐ教室を出た。
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