幸せの道第3話1/5


2人が付き合うようになって1ヵ月後。



周りの人が羨むような仲の良いカップルになっていた。



『侑士さん、これ差し入れです。』



「サンドイッチか。自分が作ってくれたん?」



『はい。と言っても具を挟んだだけですけどね。』



「嬉しいわ。ありがくいただきます。」



忍足は友紀の頭に手をのせてポンポンと撫でる。



『っ。ぶ、部活頑張ってください!』



赤くなった顔は見せまいと走って去って行く友紀を見ながら忍足は幸せそうに微笑んだ。




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