俺の気持ち/真田2/8
『部活のほう、どう?順調?』
咲原とは去年まで同じクラスで話す機会が何かと多かった。
同学年に珍案の天才とかなんとか言われていて、誰も思いつかないような発想するやつだ。
過去に一度、どうしたら赤也の寝坊ぐせをなおせるか相談してみたところ、見事に解決策を思いついてくれた。
計算ちがいだったのは2、3回でその効力がなくなったことだが。
そんなことがあって部活のことを時々聞いてくる。
真「あぁ順調だ。三連覇には申し分ないメンバーが揃っているからな。」
『それは頼もしいね。』
真「俺も失礼する。練習に行かなくてはならんからな。」
『バイバイ。頑張って!』
俺は教室を出た。
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