遠く近く/丸井2/7


でも私は素直じゃないからそんなことは言えない。



「まぁ、そんなに落ち込むなって。」



ブン太はこの気持ちを知らない。ただの友達と思ってる。



「ふーん、ブン太って目、悪いんだ?」



まぁ、こんなことしか言えない女の子なんてかわいいわけないよね。



「悪くねぇよ。」



「じゃあ頭?」



「俺は天才的なの!」



ブン太は他の人に人気があるから、いくらでも素敵な人がいるだろうね。



「HR始めるぞ!」



担任の先生が入ってきて私たちの会話は終わった。





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