日誌で描く恋模様/柳2/6
you side
驚いた。あんなタイミングで柳君がくるとは…
「筆箱持ってきてもらえて良かったじゃない。」
「ビックリですよ!バレましたかね…」
「大丈夫じゃないかしら。名前出さなかったし。」
「だって参謀さんですよ!?はぁ〜。」
「じゃあ思い切って告白しちゃえば?」
「それ教師が言うことですか〜?」
そうだね。せっかくのチャンスだと思う。
明日―――――――
次の日。
「柳君、ちょっといい?」
今日も2人で日直。
「なんだ?」
「日誌よろしく。」
私は柳君に日誌を預けて教室を出た。
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