氷帝学園七不思議3/10
次の日。
日吉の予感が的中した。
日「なんだ、これは!?」
グラウンドが真っ赤に染まっていた。
朝練の為に集まっていた氷帝テニス部。
忍「なんなんやあのグラウンドは。」
向「いたずらにしてはずいぶんと派手にやったよな。」
跡「全くだ。生徒のいたずらは生徒が片付けろとか言って生徒会に任された。片付けにどのくらい時間がかかると思ってるんだ!」
忍・向・宍・日(「お前が片付けるわけじゃねぇだろ…」)
樺「もう業者には……頼みました………1日で………終わると思います…。」
芥「でもでも真っ赤なんてなんか怖いC〜。」
鳳「日吉の嫌な予感当たっちゃったね。」
日「あぁ…。」
鳳「まだ嫌な予感するの?」
日「思い出したんだ。」
鳳「思い出した?」
日「昔、読んだ本に書いてあった。校長の写真が盗まれる事件から始まるんだ。」
鳳「日吉が読む本って…学園七不思議?」
日「あぁ。これから事件があと5つ起きる。」
鳳「日吉、全部覚えてる?」
日「1、校長の写真が盗まれる。2、グラウンドが真っ赤に染まる。その先は…―――
―――――」
- 63 -
[*前] | [次#]
ページ: