ホラーアトラクション/氷帝5/10


アトラクションの中。



忍「さあお姫様の為に鍵探すで!」



宍「その前にこれ解かねえと。」



『やがてみなカエル…蛙?オタマジャクシとか?』



日「その発想はどこから出てくるんです?」



『蛙と孵るをかけてるみたいな?』



芥「でもそれじゃヒントにならないよ〜?」



『ゲコゲコ…はっまさか若がもってんの?』



宍「どういう意味だよ?」



『ゲコくじょう?』



日「…とりあえず歩きましょうか。」



忍「それが一番いい案やな。」



『待って〜!』




ドサッ




『えっ…』



米紅の後ろに何か落ちてきた。




『ひ、ひ        人〜〜〜!!!』



鳳「どうしました?」



『ちょたっ、人が落ちてきた(泣)』



宍「ここはホラーアトラクションなんだから当たり前だろ。忘れるなんてちょいダサだぜ!」



鳳「ホラー苦手なんですか?」



『幽霊は平気なほう。でもいきなり出てくるモノは苦手。』



宍「はぁ?なんだそりゃ。」



そして若干怖がってる人がもう一人。



忍「ん?岳人、怖いんか?」



向「そ、そんなことねぇ!」



芥「声うらがえってるC。」



日「(面白いな。)向日さんこんな話知ってますか?」



向「日、日吉!」



日「暗〜い夜道を一人で歩いている時、後ろからピシャピシャっていう音が」



向「日吉!ス、ストップだ!」



日「これからがいいところなんですよ?」



鳳「日吉、止めなよ。先輩怖がってるじゃないか。」



向「鳳!」



日「…わかりました。」



跡「今怖がっているようじゃ、先が思いやられるぜ…」



『早く鍵探してここ出よう!』



向「あぁ!」





- 55 -


[*前] | [次#]
ページ:




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -