ホラーアトラクション/氷帝1/10


金曜日、放課後。



跡「今日の部活は終わりだ。レギュラーと米紅は帰らずに待ってろよ。」



部活も終わった。



忍「跡部の用って何やろうな。」



向「どうせたいした用じゃねぇって。」



『でも景吾が待ってろって言ったんだから大人しく待ってた方がいいよ。』



跡「わかってるじゃねぇの、米紅。」



いきなり跡部が部室に入ってきた。



宍「で、用ってなんだ。」



跡「最近、アトラクション施設をつくってな。試しにお前らに遊んでもらう。」



「「アトラクション?」」



跡「基本ホラー系の肝試し仕上がりだ。でもタダの肝試しじゃない。」



『お金をとるってこと?』



跡「そっちの無料(タダ)じゃねぇ、普通じゃないってことだ!」



宍「米紅、とりあえずボケはあとにしてくれ。話が進まねえ。」



『ハーイ。』



跡「話を戻すぞ…これはRPGでもある。」



芥「RPG!?どんなどんな?」



跡「簡単に言うと暗いお化け屋敷の中で宝を探すってことだ。」




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