球合戦四重奏/氷帝幼馴染トリオ4/7


ジ「やった〜!」



岳「チェッ…そのかわり試合やろうぜ、米紅!軽くでいいから。」



『じゃあ少しだけね?』



岳人もその言葉で嬉しくなったのか上機嫌でコートに入った。



『いくよ、ジロー!』



パコンパコンとボールを打つ感覚がとても懐かしい。心地良い。



私は何故か自分が小学生に戻ったような感覚で夢中でテニスをした。



向「やべっ、ボール観客席の方に行っちまった!…これもらおうっと。」



岳人は足下にあったボールを拾う。



ジ「それは俺のだC〜。」



向「1人3コボール持ってんだからいいじゃん。俺は2つどこかへやっちゃったんだよ。」



ジ「それは自業自得っていうんだよ〜。」



向「早い者勝ちだ!拾ったやつがボールを使える!」



ジ「だったら俺だってとっちゃうもんね!」



なにやらボールを拾い出した2人。




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