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黒子誕生日ネタ


「黒子」

「黒ちん」

「黒子っち」

「テツ」

「テツヤ」

『誕生日おめでとうっ!』

クラッカーの大きな音にビクリと体を震えさせて、僕はみんなを見る。
「あ、ありがとうございます。まさか、みんながこんな風に祝ってくれるとは思いませんでした」
僕達がいる部屋を改めて見回す。
折り紙で作った輪っかなどで飾られた壁に、テーブルには美味しそうな料理の数々。
ケーキがないが、あとで持ってくるのだろうか。

「さて、それじゃあプレゼントでも渡そうか。テツヤ、僕のはだな…」
「ちょっと待てお前ら!!」
後ろの扉から大きな声が聞こえて振り返ると、そこには火神くんが豪華なケーキを持って立っていた。
「火神くんも来ていたんですか」
「まぁな。ここにある料理は全部オレがつくったんだよ。……ったくお前ら、ケーキ持ってくるまで待てって言ったじゃねぇか!何でもう始まってんだよ!」
「お前が来るのが遅いのが悪いのだよ」
「そうっスよ!オレら結構待ったと思うっス」
「どうでもいいけど、早くケーキこっちに持ってきてよ。早く黒ちんと食べたいんだけど」
「あ、ほらよテツ。お前が欲しがってたバッシュ、やるよ」
「大輝、プレゼントは僕が最初に渡すと言っただろう」

「…あー何かもういいや。こいつらに何言っても無駄だぜ」
「火神くん分かってきましたね。それではこのイチゴ頂きます」
「うぉい!?まだテーブル置いてねーだろうが!」
「だってテーブルに置いた瞬間に、紫原くんのお腹へと消えてしまいますよ?」
「あいつ食うときは俊敏なのな…」

「それでは、みんなのところに行きましょうか。待たせているようですし」
「そうだな。…あ、おい黒子」
「はい?なんでしょう」
「まだ言ってなかったからな。…誕生日おめでとう」
「…はい、ありがとうございます」


即興で書いた黒子の誕生日の話。
グダグダだけど、あのメンバーならまとまらないですよね。………赤司様が恐怖政治しない限り。
ツッコミ担当のかがみんは大変です本当に。

それでは改めて、黒子!誕生日おめでとうっ!!

2013/01/31 01:18
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