「ルーフィー!!」
「嫌だ」
ルフィはエースの要求を聞く前に却下を下した。
「まだ兄ちゃん何も言ってないぞ」
「エースが猫撫で声でおれの名前を呼ぶときはたいてーエロい事を考えてるときだからな。言わなくてもわかる」
「ひっでぇー!俺って信用ないのな!!」
ルフィの言葉にエースはしくしくと嘘泣きをする。それを見て少し良心が痛んだのか、ルフィは眉毛を八の字にして困ったように小さく尋ねた。
「……違ったのか?」
「いや、大当り」
エースは素早く嘘泣きを止めるとルフィの腕を引きソファへ押し倒す。
「〜〜っ!!エースの嘘つき野郎!!!」
「失礼なことを言うな。兄ちゃんは嘘なんかついてないぞ?本当の事を言わなかっただけで」
「同じことだーっ!!!」
ルフィはなんとかエースから逃れようともがくが、がっちりとホールドされていてその行動は意味を成さない。
「さーて、兄ちゃんの硝子のように繊細な心が傷付いたからルフィには責任を持って癒してもらわないとなー」
「ぎゃーっ!!止めろ!服ん中に手を突っ込むな!ズボンを脱がそうとするな!ちんこに触るなー!!!」
「……もうちょい色っぽくならないもんかね、ルフィ君」
………
うちのエールは基本こんな関係かもしれない