予定調和崩れる(仮)

※賢呪を書きたかったけどひっくりかえったため終了。

冬の寒い日、僕と大賢者さんは熱く溶け合った。
まるでナメクジのように絡み合い、バターのように溶けた。
今はただ抱きしめあいながらシーツにくるまっている。

とんとんとん、とんとんとんとん。
雨が窓を叩き、少し寒いです。部屋は薄暗くて、少し憂鬱な雰囲気。
食事を終えて部屋に帰るなり、大賢者さんが僕の耳にキスをしました。かなり積極的な様子で頬や額にもキスをしたし、僕に目隠しをした。
はあはあと熱い息が頬に当たる。

「ここに座ってくださいね」

と、手を引かれて椅子に座る。

「はい、あーんして」

と、甘く囁かれて、スプーンで何か飲まされる。僕はこの味を知っていた。

「エルフの秘薬ですか?」
「あなたが魅力的になる薬です。」

そう言って、僕の服の上から脚をそっと撫でてた。低い声で僕は言う。

「僕に教えてください。どうしたら大賢者さんが満足するのかを。」

僕は目隠しを解いて、大賢者さんのローブの下の下に手を入れた。

「僕、知ってるよ。目隠しするとドキドキして、触ると幸せになるんでしょ?」

僕はニヤニヤしながら大賢者さんに目隠しをして、ベッドに押し倒しました。

「ちょっと…どういうつもりですか?」
「嬉しそうで僕も嬉しい。じゃなくて、言葉で僕に教えてよ。大賢者さんが幸せになる方法を。」

僕は大賢者さんの瞼に布越しのキスをして、胸を撫でながら未発達な舌遣いで唇を重ねた。なかなか舌を吸えない僕の頬に大賢者さんの手が添えられて、ちゅ、ちゅ、と音を立てて、唇や顎をハーブティーの香りがする舌で僕を舐めてた。くらくらする粘膜の触覚、まるで温かいプリンを飲むような感覚がした。

「誰にも言わないで下さいね。あなたに対してだけの祝福ですから。」
「どうだか。ただ気持ちいいだけでしょ。」

大賢者さんと横になりながら、まだ絡まり続ける。
意味もなく、意図もなく。ただこうしていたいからしてるだけだ。

僕は大賢者さんの下着の上から突起を撫でた。「あぅ、」と声を上げて仰け反る大賢者さん。

「教えてくださいよ。どうしてほしい?」
「どうもしませんよ。もうやめましょう。」
「何故?」
「恥ずかしいから…あ、だめ」

僕は下着越しに突起を食み、日本人のように高い声で鳴く大賢者さんに添い続けた。

「ここを舐めたらどうなりますか?」

大賢者さんは顔を真っ赤にして語らない。

「どうなりますか。」
「……。」
「教えてくださいよ。」

僕は低い声で言う。大賢者さんは泣きはじめた。

「泣き顔、かわいいですね」
「今日の呪いの子はどうかしていますよ…」

僕は大賢者さんの下着をずらして、触りながら囁いた。
「鳴いたらいじめるからね?」と。
唇を不器用に重ねながら、下腹部に手を伸ばしてみたら、既にとろとろとした感触があって、指に絡みついた。
「へえ」と僕は笑い、先端を撫でながら耳をしゃぶった。
大賢者さんは はあ、はあと熱い息遣いをしながら僕の肩を掴んでないていた。

「これ以上はいけません…!」

縋り付いて泣く大賢者さんを無視して、僕は大賢者さんの先端を撫でて、熱い感触を楽しんでいた。

「だめ、だめです、呪いの子よ…!やめて、やめてくだ、さい!」
「駄目なら目隠しを取って殴ればいいでしょ。駄目じゃないから逃げないんでしょ。」
「あ…ああ…!」

力を失って、ベッドに横たわる大賢者さん。どうやら終わってしまったみたい。僕は大賢者さんの頬にキスをして、「お風呂…入りませんか?」と語りかけながら、髪を撫でていた。


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