「どうですかー本田さーん?」
「これでいいんですか?」
「えっえっエリザさん!リヒテンさん!」
今、私、本田菊の目の前には男装エリザさんと、リヒテンさんが居ます。
なんという俺得!シャッターを!デジタル一眼のシャッターをきるのです!
「久しぶりにこういうの着たなぁ」
「似合ってますよ、エリザさん」
あぁぁ二人のやり取りもマジ萌え!今死んでも後悔はしない!
ぱしゃーぱしゃーぱしゃー
「つっ次はエリザさんが跪いてリヒテンさんの手をとってください」
「はいはい」
駄目だ!本当にいい!もうここはどこの宝塚ですか!楽園!
これで次回の新刊はかつる!
「楽しそうですね本田さん」
「えぇまったく。リヒテンさんが協力してくれたのも大きいですよ。
下手したらバッシュさんに撃ち殺されます」
「兄様は……すいません」
言葉を濁すリヒテンさん
「大丈夫ですよ!こうして許可くださいましたし。」
そしてエリザさんを見ると、心なしか立ち居振る舞いが少年ぽくなっていてまたこれが萌え。なんなんでしょう今日。幸せすぎて明日私のパソコンのHD大破してるんじゃないでしょうか。
そうじっと見ているとそれにエリザさんが気づきました。お恥ずかしい。
するとエリザさんは私に近づいて
さっきリヒテンさんにしたように跪き――――
「踊りましょうか、我が君」
そうして私の手の甲にくちづけを落としってえ?
えぇぇぇぇぇ何 故 そ う な っ た
というか、何故私は、
うっかり不覚にもときめいているんでしょうか
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本家が。本家が。
ちなみに意地でも洪日です。