君が嫌いな孤独に似ている

がたんごとんと電車に一人ゆられていると時々、叫びだしたくなるくらいに寂しくなるんだ。とそう彼は語った。

「ポケモンと一緒にいるんじゃないか、なんてそういうことじゃあないんだ」

だからね君が挑戦しに来てくれると僕はとても嬉しい。

「だってこうして手をつなげるんだからね」

「つまりそこに結論を着地させたかっただけですか」

半分ほどは、と彼は白状した。

君が嫌いな孤独に似ている



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