なまえへんかん


あのどこかの双子車掌色のシャープペンシル
ゴミ袋1つ1キログラム未満※ただしかさばる
春先取りいちごクレープ150円
ゆるく湯気の立つミルクティーとからんと氷が鳴るアイスティー
週刊三文ゴシップ誌
まるめたピンクの包み紙
家電にかけてくる友人なんて彼女とあの双子くらいである
結局かばんには不自然な痕がしばらくついていた
赤に白地のパッケージのチョコレート
この為にわざわざうっかり買ってしまった淡い色の弁当箱


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title:家出
thanks:植物様


BLコンテスト・グランプリ作品
「見えない臓器の名前は」
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