Story
玄関のチャイムが鳴った。
どうせいつものあいつだろうと思っていたら実際そうでしかも母さんは普通に家に上がらせた。
「静雄!遊ぼう!」
そして俺の部屋に来るのだ。
「……宿題残ってんだよ」
「えーどれよどれ。」
机の方に近づいてきてどれ?漢字?漢字の文?とノートを覗き込む。
実際こいつが言ったところでつまづいているのが悔しい。
「そうだよ……」
「今日の漢字まだいいじゃん」
ノートを覗き込む顔が近い。
「ちょっお前なぁ……!」
無理やり引っぺがす。もちろん力はごく軽くで。
「早く終わらせてよ静雄」
「わーってるよ」
ちゃっちゃと文章を書き上げる。
「兄さん、終わったの?」
「ちょうど終わったよ幽」
「じゃあ幽君も一緒遊ぼ!何して遊ぶ?だるまさんが転んだ?」
「それ三人じゃ無理あるだろ……」
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柚夏リク/喧嘩人形夢主と静雄。
小学生がきゃいきゃいしている話になってしまった。
リクエストありがとうございましたー!
返品/お持ち帰りは柚夏のみ可!