Story
「人間に害を及ぼす君を退治しに来た」「あたしは怪異しか食わない」「どうかな」「証明してやろうか」「面白いね君が人間に害を及ぼそうとした瞬間君は僕が咬み殺す」
というわけであたしはこの変な怪異狩りと一緒に旅をする事に決まった。こういうのを売り言葉に買い言葉というのだまったく。早まった。
「雲雀ー腹減ったー腹減ったーマジで餓死する五秒前ー」
「そのまま餓死しちゃいなよ。退治の手間が省けた」
「ばっかお前あたし人間食べねえから無害だっつってんだろだから退治すんなよそして飯奢れ」
「嫌だね。そもそも君一ヶ月くらい何も食べなくても死なないでしょ」
「腹は減るんだよ馬鹿」
本当は怪異を食えればそれが一番なのだが人間の食い物でも別にかまわない。
というか食えれば何でもいい。でも人間食うとこの雲雀とかいう馬鹿の思う壺になるから食わない。あと数百年前に一度食べたきりだけど、人間案外まずい。
「……とりあえずもうすぐ次の依頼がある街に着くから、それまでこれで頑張って」
あまりにあたしがしつこいのでうっとおしくなったのか(ざまあみろ)雲雀はそう言って
焼き菓子の入った袋をよこした。
「さんきゅー」
「腹の口は見せないでよね」
「んなうかつな事するか!それにあの口は怪異用だ!」
「静かにしてよね」
「いだっ」
奴の愛用トンファーで殴られた。
------------------------------夢主(笑)が化け物。腹に口があってそこで他の妖怪共を食らう平和な奴です。
静かに暮らしていた(笑)ところを妖怪退治が職業の雲雀に見つかり本文のような事態に。
ここからどうやってこいつらフラグ立てていくんだろう(無責任)
そして雲雀ファンの人に殺されそうだすみません