秘密偵察
どうも、雪男です。兄さんが可愛すぎて生きるのがつらいです。
その兄さんは現在外出中です。また誰か僕以外の男といちゃいちゃしているのか……畜生。
それで部屋掃除していたら兄さんの机の引き出しが目に入ったからとりあえず整理してみようかなって開けてみた。
「兄さんはすぐガラクタを溜め込むからなぁ……」
石ころとかよくわからない雑貨だとか他の男にもらったものとか。
「本当に兄さんはだらしないんだから。」
僕がいないと駄目なんだから。
がらがらと引き出しを開けるとそこには予想通りのカオスワールドが広がっていた。
「汚いなぁ」
石ころとかはさすがにもう年齢的に入ってないかなって思ったらあるし。これだから兄さんは。
とりあえず屑ははらっておく。石もばれない程度に捨てる。
「あと勝呂君からのピンと志摩君からのエロ本か……」
本をびりびりと破きピンは真っ二つに折って捨てた。
兄さんは僕以外からもらった物なんて持ってちゃいけないんだ僕は兄さんにもらったものしか持ってないから。
「さて、兄さんが帰ってくる前に他の所も片付けておかなきゃ。」
これはくれぐれも兄さんには内密だ。
秘密偵察
秘密偵察
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偵察してねぇこいつ。
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