深夜の甘味

ボスに押し付けられた書類仕事が全然全く終わらない件。

自分の部屋なんかでやったが最後、まず100%終わらないと断言できる。

そのためいつも皆が溜まってる広間で作業なう。

書類に埋もれている現在時刻、午前三時。いや日本時間じゃなくて。

正直夜更かしは肌の天敵とか言うけどここまで起きていたらもう何も変わらない、ので

終わらせてから寝ようそうしよう。

そう決意したとき、誰だ、という声がした。

声の主はこの寝れない元凶を作ったあの人で。

……私です。そう答えると彼は少し驚いた顔をした。

全部終わらせようとするなんて馬鹿か、うっさいですよ期限をそう切ったのはあなたでしょう。不毛なやりとりをする。

「……やる」

へ?

間抜けな顔をすると彼は何か赤い物体を私の口に突っ込むとそのまま去っていった。

…………イチゴ飴だ。

糖分を摂取できたので、もう少し頑張ろう、だとか馬鹿げている。

深夜の甘味

深夜の甘味
---------------------------------
ボスさんがこんなに奥手な訳がry



[目次]



「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -