まったく、にくたらしいわ!

彼女がそう唐突に僕の目をびしりと指差した。

僕は全く訳が分からない

どういうことだい、と首を傾げて問うてみると彼女は可愛らしく

頬を膨らませこう答えた。

「だって王子様、男のくせになんでそんなにまつげ長いのよ!」






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