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あぁ真っ白だなぁとそれしか私は思わなかった
どうせ彼の周りにいるあのゴーストタイプの仕業だろう。
いたずら好きが多いからしょうがないね、と私はいさぎよく諦める。
するとどこかでつまらなそうな声が聞こえた。ざまあみろ、私は心中でそう舌を出す。
「なにやってるんだよ」
彼の呆れたその声は私に向けてなのかポケモンに向けてなのか。
「毎度毎度ごめんなさいね」
そう私は空間から生えた彼の手をとった。
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