うつらうつら
「クマできてますね。」
「え?」
「副隊長いつから寝てませんか?」
「えっ……と」
正直に言うと絶対に、絶対に怒られる。
しかし彼女は僕の沈黙を見逃さない有能な部下であり、
「まぁ、どうせ二日以上寝てないでしょう?」
「はい……」
肯定すると彼女は呆れたようにため息をつく
「とりあえず、私はイヅルさんの身体が心配なんです。」
「……その呼び方は公私混同だ」
「では今から休憩時間という事で。寝てください」
「横暴だ」
「結構です。寝れなければ膝枕でもなんでもしますよ?」
「そんなのには……屈しな……い……」
反論しようとしたのが意識が遠ざかっていく。
最後に見たのは恋人もとい部下の安心したような笑顔だった。
そんなこんなでイヅルさんを寝かせた。
あんなうつらうつらした半分寝かけた状態で仕事されても心配だし。
「まったくもう。」
ああ私も眠くなってきた。
二人でうつらうつら寝てる所を阿散井副隊長あたりに見られたら怒られるかもしれない。
うつらうつらうつらうつら
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はじめて恋人設定な気が。
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