窮日

僕はバトル狂いである。自覚はある。

だからあの子が挑戦してくれるととても嬉しい。

もちろんトウコでもトウヤでも、挑戦してくれるのは嬉しいけれど。

何故だかあの子が挑戦してくれるのが一番嬉しい。

何故?彼女が強いから?それもあると思うけど、どうにもそれだけじゃない気がする。

あぁでもそれがわからない。

そんな事を思いながら僕は今日も、彼女が挑戦しに来るのをじっとひたすら待っている。

窮日



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