20:33 わらび餅レベルのナマモノ(芸/人・実/況)


▼平和の文学氏
「あなたは前に子供が苦手だと、嫌いだと言っていたけれどそれならば子供のような私のこともお嫌いでしょうか。聞き分けのない私はお嫌いでしょうか。私はあなたのことを愛している、と私本当はそう言いたいのですけれど貴方が敬愛するかの文豪は、きっと、それはただの劣情、だと言うのでしょうね。恋愛なんてかわいらしい言葉で片付けられるものではないと。それは私も同感なのです。だって自分でもわかってしまうのです。自分の中に渦巻いているこのどろどろとした感情を」

▼い/い/大/人/達/の双子の弟
これはいったいどういうことなのでしょう、と彼はいつものような笑いを含んだ声色で言った。彼に馬乗りになった女はそれに答えずに
「やっぱりあなたとても細いのね」とそれだけ言った。
女のむき出しの太ももが彼のわき腹に触れる。
「どういうつもりでしょう」
彼は女にもう一度問いかけた。その声は相変わらずの明るいトーンで部屋に響く。状況にそぐわない、と女は思う。
「煽っているつもりよ」
彼は少し考えた後、自分の双子の兄よりは、朴念仁ではないつもりだと答えた。




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