dgmこびん | ナノ



*・゚
【暇を持て余したエクソシスト達の戯れA】
アレン・あなた




「ねぇ、」

「なんでしょうアレンさん」

「キスしたい」

「っ、わたしは本が読みたい」

「それでも、僕は、君と、キスしたい」

「なにポエムっぽくしてんの」

「いいじゃん、キスのひとつやふたつやみっつやよっつやいつ・・・むが、」

「・・・も、黙ってくださいほんと・・・」

「・・・あは、顔真っ赤。・・・かわい、」


「・・・か、河合くんなら科学班で見習い中だよ、」

「そっちのかわいじゃねぇよ、っていうか河合くんって誰、僕と一緒にいながら他のやつの名前出すとかどんだけ空気読めてないの、ムード考えろよほんと」

「(うわぁー真っ黒笑顔!)・・・ア、アレンこそ空気読みなよ、ここどこだと思ってんの・・・!」

「談話室です」

「あえてのKYでしたか・・・!」



「―・・・じゃあ、選択肢をあげる」

「せんたく、し・・・?」

「そ。――・・・ここで今、僕にキスされるか、・・・僕の部屋で、もっと、キモチイイコト、するか。」

「・・・・・・っ!」

「・・・さぁ、どっちにする?」





「・・・・・っ、アレン、に、キモチよく、して、ほしい・・・っ」


「―・・・おいで、」















「っていう夢を見ました」

「俺、アレンがこんなに変態だとは思いたくなかったさ」

「紳士丸つぶれよアレンくん、ちょっとそこに土下座しなさい」

「リナ、せめてモヤシが苦しまないで逝けるよう、一回で終わらせてやってくれ」



「君の為に苦しめるのなら本望だ・・・」



そう言って微笑んだ彼の笑顔が、わたしは忘れられない。





ほんと下らない!すみません!




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