「つむぎうた」、ようやく完結いたしました。最後の最後までじれったさ満載で、読んでくださった皆さまには何度歯痒い思いをさせてしまったか分かりません。むしろじれったさを感じられるおはなしになっていればわたしの思惑通りです。すみませんちっとも反省していません笑

「つむぎうた」は、このサイトをつくるきっかけにもなったおはなしです。このおはなしが書きたくて、サイトを作ったようなものだったのです。完結まで何年経ったかな、２年は経ってるかなぁ…（開設日を忘れたっていう…笑）

一般企業の仕事内容もよく分からないまま、想像や耳に入った情報を頼りにおはなしをちまちま書き進めてきました。なんとなく、薬品会社や医療機関と関連するような理系の企業、というイメージでした。
そもそも１５歳の彼を社会人に仕立て上げてしまう時点で無茶苦茶な設定だなぁと思ったのですが、思いのほか受け容れてくださる方も多く、ありがたいことにこのサイトで一番お褒めの言葉をいただくおはなしになっていました。

…ただひとつ、心残りがありまして…
「設定」のページにいたはずの神田さん、本編に一度も登場しませんでした笑
多分、陰でこつこつと仕事していたんだと思います。けいが長編を書くと、神田さんは空気になってしまうということが今回の件ではっきりしました。「つむぎうた」然り、「シーソー」然り…。
神田さんごめん…どこか別のおはなしでもっと取り上げさせてください神田さん…！


完結まで至ることができたのは、何より読んでくださる皆さまの応援があったからこそだと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます！
けい自身、社会人アレンさんならびに登場人物の皆さんが、自分の子どものような愛おしさを感じております。ここですっぱりお別れすることは、できればしたくないなぁと思っています。続編…は、分かりませんが、番外編あたりは書いていけたらなぁと密かに目論んでいます。もし、「こんなおはなしで書いて！」みたいなリクエストがありましたら、容赦なくバンバン教えてくださいね＊

最後にもう一度、「つむぎうた」を最後まで応援してくださった皆さま、本当に本当にありがとうございます！


2012.5.4 Kei＊


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