04


麗「移動してきました。少しこの4人で話をしたいと思います。よろしくお願いします」

ヒ「はーい!よろしく!」

流「……」

ル「……」

ヒ「テンション低っ!っていうか、あんた達なんだか疲れてない?」

流「疲れた?ああ、そうだな。お前たちの仲間のあの色黒はなんなんだ!」

ヒ「あー、ヨシュアね」

ル「ヨシュア?仲間じゃないよ」

ヒ「いやいや!ルツはいつもヨシュアと仲良いでしょう!」

ル「……え?」

ヒ「コラ!」

麗「ヨシュアさん……綺麗な方ですよね」

流「はぁ!?」

ヒ「まあ、そうねー。あたしも最初は綺麗だなって思ったし」

麗「自称神様だそうですね」

流「神?」

ヒ「ああ、そうなんだよね。よくわかんないけど」

ル「……ヨシュアは、基本よくわかんないよ」

ヒ「あははっ!それ言えてるよねー!」

麗「流夏さんは相性悪そうですね」

流「相性が悪いんじゃねぇ。嫌いだな」

ヒ「うわー。まだ初対面なのに」

ル「……仕方ないよ」

ヒ「あ、そういえば俊輔だっけ?綺麗だよね!」

麗「俊輔さんは綺麗ですね。私が知っている人の中で一番綺麗な方です」

ル「……大変そうだね」

流「うるせぇよ」

ル「……」

流「うるせぇよ!」

ル「何も言ってないんだけど……」

流「なんかわかったんだよ!」

ヒ「麗羅も面食いなの?」

麗「まあ、そうですね」

ヒ「意外ー!そっか!万里と双子だもんね!」

ル「そういうところが似たんだね……」

麗「甘党と辛党ですが」

ヒ「それ以外も似てないところあるけどね!」

流「ああ、そうだな」

ル「麗羅のほうが……大人だよね」

麗「そうでしょうか?」

ヒ「いつでも冷静!みたいなね」

流「甘いものがなければな」

麗「すみません……」

ヒ「そういやお菓子のくだりだと少し冷静じゃなくなってたね」

流「少し?」

麗「すみません……」

ヒ「俊輔とかがいないと強気だね?」

流「うるせぇよ」

ル「でも、いつも騒がしいより良いよ……たまになら、ね」

ヒ「ん?それってあたし?」

ル「はぁ……」

ヒ「何そのため息ー!」

麗「私はヒザシさんみたいにいつも明るいの、良いと思いますよ」

ヒ「麗羅……!ありがとー!」

流「……ふん」

ヒ「何、流夏。ヤキモチ?」

流「違う!」

ル「わかりやすいって大変だね……」

流「うるせぇよ!」

麗「皆さん、この対談というか雑談でしょうか?どうでしたか?」

ヒ「いろんな人と話せておもしろかったな!」

麗「ならよかったです。ルツさんは……ほとんど万里にさらわれてましたね」

ル「うん……」

麗「すみません、万里が」

ル「麗羅が謝らなくても……それに、良い辛いものを知れたよ」

麗「あとで万里とどうぞ」

ル「え……」

ヒ「いいじゃん!行ってきなよ!」

ル「……うん」

ヒ「麗羅はどうだった?」

麗「ヒザシさんとかぶりますが、いろんな方とお話出来て楽しかったです。それに、万里や青幻に友達が増えたので」

ヒ「あたしらも仲良くなれたしね!」

麗「!……はい」

ル「……流夏は?」

流「天敵が出来たな」

ヨ「僕を呼んだかい?」

麗「あ、ヨシュアさん」

流「何故貴様がいる!!」

ヨ「別に君に会いたくて来たんじゃないよ。締めをやらなきゃと思ってね」

麗「あ、そうですね。それではここまでお付き合いくださりありがとうございました」

ル「機会があったら……また」

ヒ「バイバーイ!」




ヨ「ふふ、天敵だなんて光栄だなぁ」

流「近寄るな!」

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