《小説》

ご褒美


満月がくっきりと映えた夜。
とあるビルで、名探偵と対決をした。

相手は工藤新一なので、手強いのはもちろん当たり前。
だけど、俺は追い詰められながらも、何とか目的を達して
ビルを飛び立つ事が出来た。

「くそっ!キッドを追え!」

名探偵をその場に残し
中森警部がキッドを追いに外へと出て行く。
一方俺は、仕事場から離れた場所で"黒羽快斗"に戻ると
まだ匣の中にいる名探偵に会いに行った。

何故、そんなややこしく"快斗"で行くかっていうと
"キッド"で会いに行くと新一は"探偵モード"の為
キッドの正体が恋人であっても、捕まえかねないからだ。




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