◆その1◆
レジウィーダ:まさか自分で風船体験出来るなんて思わなかったなー
ルーク:いや、見てる方はなかなか心臓に悪かったぞ?
タリス:本当よ。室内で本当に良かったわ
レジウィーダ:確かにね。でも実際のところさ、これ外だったらどこまで行けたんだろうって気にはなったな
タリス:一晩で治ったところを見ると、流石に宇宙まではいかないと思うけど………でも、いろんな意味で死ぬんじゃないかしら?
ルーク:恐ろしいな……
タリス:いずれにしても、もう迂闊に変な実験に付き合わないでちょうだい
レジウィーダ:はーい
◆その2
ガイ:色々あったけど、何だかんだで楽しかったな
ジェイド:そうですね
ガイ:つーかジェイド。あんた途中でどっか行ってたろ? 一体どこ行ってたんだ?
ジェイド:害虫駆除ですね
ガイ:わざわざ旦那が?
ジェイド:寧ろ私でなければ手に負えない可能性がありましたので
ガイ:一体どんな虫なんだよ。しかもこんな雪国に……
ジェイド:いっそ本当に虫であれば良かったんですがね(溜め息)
◆その3
アニス:むぅうう……!
ナタリア:アニス? そんな顔をしてどうしましたの?
アニス:どうもこうもないよぅ。なんか裏切られた気分
ティア:ただスパで遊んでいただけだと思ったけれど、何かあったの?
アニス:言っておくけど、二人はアニスちゃんの敵だからね
ティア・ナタリア:ええ!?
レジウィーダ:なになにー? 喧嘩かい?
アニス:出たなこの裏切り者ぉ!
レジウィーダ:え、いきなりですかい?
アニス:レジウィーダだけはこっち側だと思ってたのにぃ!
レジウィーダ:えぇー……どゆことー?
タリス:アニス
アニス:むぅ
タリス:大丈夫よ。あなたはまだ十三歳でしょう? これから伸び代はあるわ♪
アニス:それは当たり前! てか声が全然励ましてないっちゅーの!
ティア:全く状況が読み込めないわ……
ナタリア:同じくですわ
タリス:詰まるところ、レジウィーダは意外とあるって事よねぇ
レジウィーダ:うーん?
ナタリア:???
ティア:(察し)……………もう、大袈裟ね
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