ここは叶え屋双子が住む一軒家。 居間の中心に置かれたコタツ、その中心に置いてあるのは大量のちくわなどである。 「つまりはそういう訳。」 「いや、分かんねーよ。」 「そう言いっこ無しにしようぜ兄弟♪」 「誰が兄弟だ!つーかお前の兄弟あっちの女だろ!?」 双子の他に見覚えの無い人物も混じっているようだ。 コタツを囲んで座っているのは登奈から時計回りに那奈登・ディセル・エンジェである。 二人のゲストは無理矢理連れてこられたのか未だ状況が掴めず混乱しているようだが。 「ね、ねぇ……ディセル。僕達……どうなっちゃうのぉ?」 取って食べられるとでも思ったのかすっかり怯えているエンジェ。展開が急だよね、ごめん。 「細かい事は無し。とにかく食べて騒いで以下略!」 「以下略じゃ……伝わらないよ?」 「そこはテレパシーで分かってくれるだろ☆」 「む、無理じゃないかな。」 だよね、登奈。那奈登のツッコミは君だけだ。
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