・さようなら世界と僕


たったひとつだけ言えること
君に出会うまでは知らなかった
守りたいだけなのです
君の孤独を奪いたい
ずっと愛は此処にある

信じられないと言えばいい
与え続けから
君の涙を拾えなくてもいい
僕の喜びを君にあげよう
君がくれたんだよ

何よりも愛おしいと思えば
自然と笑顔になるね
怖いものなんてなくなるね
君のためだとか偽善だよ
僕が君に愛を捧げたいんだ

君が笑ってくれるなら
僕はそれだけで生きていけるから
ボロボロになった身体でも平気
僕は魔法使いにでもなれる
君が望んでくれるなら

信じてほしい幸せがあるんだ
理解されない世界なんて捨ててよ
君の胸に秘めた祈りは
僕が誰よりも上手に受け止めるよ
答えは、君の中にある

此処にいる理由なんて
深く考えると飲み込まれるよ
楽しいと感じるためには時間がいるね
あとどれくらい傷つけばいいのか
君まるごと引き取れます

穢れのない君には、僕がどう映る?
僕は君に嫌われてもいいから
君が消えてしまわない世界が欲しい
僕は君に好かれなくてもいいから
君が世界から愛されるといい

これでよかった。


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