※刹那が出てこない
※ずっとロックオンによる恋愛相談


「ロックオン聞いて! わたし天才かもしれない!」
「どうした、そんなに慌てて。遂に刹那を落としでもしたか?」
「まあ、ゆくゆくはそうなるんじゃないかなっ」
「へぇ、そりゃまた大きく出たな。で、そう言うからには何か作戦がある訳だ」
「あのね、わたしっガンダムになります!!!!」
「はぁ?」
「ガンダムになります!!!!」
「繰り返さなくていい、わかったから、な? なまえ、ちょっと落ち着け」
「落ち着いてるよ! もうこれ王手だよね?!」
「待て待て、まずどうやってなるつもりだ?」
「それを相談しにきました」
「そもそも、刹那の言う『ガンダム』だって言葉の綾みたいなもんだろ」
「戦争根絶を体現する神様みたいなもの? かな? ってわたしは解釈してるけど……それこそどうしたらいいかわかんないし、とりあえず形から入ろっかなって。丁度、左足が義足なんだよねわたし」
「自分の身体を大事にしなさい!」
「えー。相手の好みに合わせるのもひとつの手だって、ロックオンこの前言ったじゃん!」
「えぇ……お前にとってはこれってそういうレベルなのか? 髪を切ったり伸ばしたりってのとは訳が違うだろ……お兄さんちょっとよくわかんない……」



前途多難な恋心
20111207
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