03

授業中のキミの横顔を見てる

春風薫る通学路を私達は並んで歩く

刻まれてゆく私達の軌跡

増えていく私達の思い出

時が過ぎてその日々を思い返す

君からの卒業 出来そうにない

キミのココロの方程式を解かせてよ

僕らはいつだって遥か遠い未来を見つめる

あの時代を生きた私たちは

僕の特等席



君を救うのは君自身だ

毎日流した汗は喜びの涙に変わる

廊下から教室にいる君を覗いてみる

彼女を抱きしめてもいいの?

恋の解法が見つからない

夢の中へ連れてって

そのドアをあければ、ほら

寄り添う自転車は、まるで私たちみたいね



情熱の心を重ねて、二人の世界に溺れよう

僕はキミのためならなんだって出来る

こんなにも君を思ってるのに、君には届かない

大きくなりすぎた僕の愛を受け取ってよ

君はそのナイフを持って何を思う?

たとえば僕が死んだら、僕はキミの永遠になる?

他の何も映さなくていいから、その瞳に僕だけを映して

愛の手錠でキミを捕まえてあげる

あなたの手で殺して

君を突き落とす夢を見た(君に突き落とされる夢を見た)



美しい刃を向ける

君を何処かに閉じこめて、僕だけのものにしたい

それは甘く狂おしく

愛しすぎて、君を傷つけてしまう

お前より僕のほうが彼女にふさわしい
(ねぇ、そう思うでしょ?)

モウ修復不可能

クルったキミのコトがスキ

二人のあたりまえ。

たとえ偽物のアナタでも

鮮やかな手口さ

貴方の愛を永久保存



その愛は残酷過ぎた

それは、まるで不協和音

××になっても愛してる

欠落という魅力



傷痕をふさいで

最果ての果てに

孤独な人

それに比べて

まるで割れ物のように

あんなにすきだった

ちゃんと笑って

悲しい「愛してる」

そんなこと言えない

近すぎてわからない



忘れて欲しい

私の白は本当の白じゃない

君に清められて

愛をなくして

力で繋ぎとめる

ひび割れた関係

他に比べるものがなければ「幸せ」ってわからない

帰っていい?…なんて言わないで。

もう過去は振り返らない(そう決めたはずなのに)

君を傷つけたこの手で



さらわれた愛情

鏡唇

言葉があふれて止まらない

君のところへ行く勇気がない

彼女はココロをどこかに置いてきた

後悔したっていいのに
(ほら君はわかってない)

恋の意味さえ知らなかった

まだ満たされない



こんな話をしたら、キミは「バカだね」と僕を笑うだろうか

あの日の出来事を僕は静かに思い出した

キミの命の灯火は途切れる

僕だってできればずっと君と一緒に居たかった

「僕は君より長生きする」って約束叶えられそうにない

キミの中に僕はいるから、悲しまないで

キミの手をつかもうと伸ばした手は空を切る

当たり前のことが当たり前でなくなった

左隣にキミはいない

気づけば探してしまうその姿



二度と戻らない、キミ

君のために僕は何が出来るだろう

君が思い出になる前に

さあ、深く息を吸って


あなたに会えて幸せでした

君との約束、守りたかった

彼は大袈裟に語る

最期が幸せであればいい

思い出したキミの言葉が僕の力になる

きみは「しあわせ」でしたか?






 
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