スキモノ語り

活字不足なのかな

なんかこう、ふっと、ミヒャエルエンデの作品を読み返したい欲求に駆られてる。

はてしない物語が読みたい。無性に。

何回か話したような話してないような、「それはまた別の話である」ていう文末の締めはここから来てます。


一つの話が終わるごとに、繰り返し繰り返し挟まれる「それはまた別のお話」というひっそりと、まるで人差し指を立てて『ね?』て笑って本を閉じられてしまうような。
『やだー!もっと聞きたいー!』て強請っても、くすくす笑って『じゃあ、あなたならどんな物語を紡ぐのかしら?』と逆に聞き返されてしまうような。

そんな終わり方が大好きで。
もしかしたら、この子とあの子が出会って一緒に冒険してたりして!ううん、そうじゃなくて、この子は海を渡ってもっと違う世界に行ってたりして!!
なんて、ずぅーっと考えて。
私だったら、こんな風に書きたいな、って思わせるものがたくさんたくさんあって。
これが、児童文学なんだなぁ、て思える。




だからついつい、真似しちゃうんだよね。
先の話を読者に委ねる、て方式はありふれてるんだけど、『さぁ、想像してごらん』て手を広げられてるような。
この先は、あなたの自由だから。
さあ目を開けて。
ほら、彼等の背中が見えるでしょう?


そんな風な世界の広げ方が大好きで大好きで。

学生時代に、行き場がなくて、仕方なく逃げ場にしていた本達だけれど、それは無駄ではなかったんだろうと思う。
最近特に、ね。




ただ、読み返すとファンタジー書きたい欲が沸々と沸き上がりそうでなぁ...。
精霊とか出てくる話書きたいんだよー。てかネタはあるんだよー。一回舞台の脚本にあげ(たけどそんなの無理だよって蹴られ)たヤツー。

でもダメだ、書けない。
手首の手術待ったナシだもんwww



余談ですが、頭文字別の運気upの方法がぐうの音も出ないレベルのアドバイスでつらい(笑)

そだね、ちゃんと言おう。
たまには、ちゃんと言おうな、うん。。。

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