スキモノ語り

何年経ってもずっと

変わらず好きって云える。


半年ぶりぐらいに読み返したけど、この浦原氏のイメージがウチの理想に一番近いんだよなぁ、て毎回思う。

狡猾、なんだよね。
狡いヒト、てところに惚れたからかな。
やり方が卑怯な方がいいの。
口先だろうが何だろうが、たらしこむ感じのね、悪いヒトだなぁ、て思わせるところ。


海の爽やかさは似合わないけど、夜ならまだ分があるかな、て自負してるぐらいの卑怯なぐらいのヒトでいい。

逃げ場のない状況を作り上げて『さぁ、どう口説こうか』なんて考えるぐらいの狡い男がいい。


結局私が惚れたのはそんなヒト。
ひどく狡猾でそれを最大限に活用してるくせに、たまに自分でそれを卑下しちゃうような、そんなどうしようないヒト。




休日出勤の後に、自分の部下連れて、夏の夕暮れの海辺で、ちょっと怠そうに一服してる姿が最っ高に理想だし、この口説かれ方堪らなくてもう何十回と読み返しては毎回悶絶してる。

最後の、『つまりね、アナタに恋しちゃったみたいですよ。』ていう一文の破壊力よ。





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