■ 愛で負の感情を叩き潰せっ!

「鬱だ、死のう」   
「落ち着け、取り合えず落ち着くんだ、な?な?」
「無理、ポッターの髪が鳥の巣じゃなくなってストレートになるぐらいに無理」
「そうか、
…おい!ジェームズ!!ストレートパーマ当ててこい!今すぐ!!」
「やだよ!!なんで僕がストレートパーマを当てなくちゃいけないんだい?!
あと鳥の巣じゃないやい!癖っ毛!
ふわふわだろ!」
「俺の可愛い#名前#がジェームズの鳥の巣頭がストレートにならなきゃ死ぬって言ってるからだよ!!ほら!さっさと逝ってこいよ!!」
「あれ?!なんかちょっと違うよね?!ねぇ、ちょっと?!僕の話聞いてる!?」

「…何してるんですか」
「弟君!丁度いいや!
ちょっと助けてくれない?」
「レギュラス…!助かったぜ!!
実はカクカクシカジカでな!」
「はぁ…アグアメンティ」
バッシャァァアンッ!!!!
「ぶふぉっ?!!つめたっ!!!
僕が何をしたっていうの弟君!!?」
「あ、水に濡れてストレートになってるぞ、流石だな!レギュラス!」
「ほんとだ!レギュすごーい!」
「愛してますから、死ぬ、だなんて言わないでくださいね?」
「うん!私も大好きだよっ!あいしてるぅー!」
「…最初から弟君を呼んどけば良かったんじゃあ…」
「そうだな!」

       『愛で負の感情を叩き潰せっ!』

(はくしゅんっ!!)
(うわっ!汚い!ポッター!)
(…泣きたい)

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