ホーリーロードで優勝した俺達は、前よりも注目を浴びるようなった以外は変わらず、普段通りに練習をしていた。

もう管理されてもいない。
革命なんて重いものも背負ってなんかいない。

そんなサッカーが楽しくて仕方がなかった。



「狩屋!」


今日も霧野先輩とDF練習。

霧野先輩とは和解して以来、センスも見る目もある先輩は、ちょっとだけ尊敬していたりする。

まぁ、思っているだけで口になんて出すわけないけど。


「狩屋、今日のお前良かったぞ」


「有難うございます」


霧野先輩はあれからよく誉めてくれるし、俺としても気分が良い。時々きつく怒られることもあるけど、まぁそれも悪くはないかな。


「狩屋、今日一緒に帰れるか?」


「良いですよ」


こうして一緒に帰ることも、今では珍しくない。





[1/4]


戻る


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -