「キャプテン、サッカーしましょうよ!」
そう言って天馬が俺の前を走っていく。
「俺、キャプテンのサッカー大好きです!」
あの日否定した俺のサッカーを、今天馬は好きだと言ってくれる。
"俺のサッカー"が、好きだと。
「あぁ、やろう」
この気持ちを伝える日は来るのだろうか。
どう伝えたら良いのか。
どう伝えれば伝わるのか。
「天馬」
天馬、天馬。
「何ですか、キャプテン」
「……いや、何でもない。さぁ、練習を再開しよう!」
「……?はい!!!」
あぁ、お前を
どんな言葉で愛せば良いのだろう。
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拓天企画【好きで、好きで、】
に参加させていただいたものです。
お題はたとえば僕が様からお借りしています。
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