君がいる明日 - main
独立したがらない米(台詞のみ)


注意※日記logをほぼそのまま移してます。





公式情報を色々調べていると、その中に御本家様の独立戦争についてこんなお話が…

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英「わ…悪いんだが7年戦争やお前をフランスから
守ってたら、その俺の財布がやばくなってきて…
こっちから送る物資に税金かけてもいいか?」
米「いやだよ。そんなことするんだったら
君のところからもの買わないし、密輸するし、
コーヒー飲むし、君のこと家に入れないよ」

英「じゃ、じゃあ…しょうがないな…紅茶税だけのこして
そのほか全部の税金は取っ払うよ…」
米「いやだよ!イギリスなんか嫌いだよ!独立だ!」
英「まってくれー!!」
米「独立だー!!」

アメリカ独立戦争勃発

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因みにイギリスの紅茶は、税金を掛けても密輸紅茶よりも断然安かったそうです。

そ、そんな…!

他にも色々と英が不憫なネタがありました。
あまりの不憫っぷりに思わず不貞寝しそうになった私は、逆に「独立したがらないアメリカ」を自給自足して自分を慰める事に決めました。

そして出来上がったのが以下の小話です。

しかし何故か現代パロです。

正直、やりすぎました。ですが心は慰まりました。

台詞だけの、ほんとしょーもない話です。


↓それでも宜しければ、どうぞ!



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「アルフレッド……独(り)立(ち)、してくれないか……」
「……えっ?」


「言葉の通りだ。今日からお前は自由なんだ、アルフレッド」
「い、いやだよアーサー!そんなの、明日から誰が俺の靴下を選んでくれるって言うんだい!?」
「全部自分で選ぶんだ」
「じゃあ宿題は!?今日の俺の夕食は!?」
「これからは自分でちゃんとやらなきゃ駄目だ。…飯は…今晩だけは作っておいた。冷蔵庫に入ってる」
「温め直してくれなきゃいやだよ!なら明日からのご飯は!?明日の夜はハンバーグがいいって、俺もう三日も前から決めてたんだぞ!?」
「っ……だ…駄目だ、俺に頼ってばかりいたら駄目なんだ。自分の道は自分で決めろ、アルフレッド」
「そんな……将来はアーサーが創った会社の副社長になるって決めてたのに!」
「おい待てそれは初耳だぞ」
「……ずっと弟だって、言ってくれてたじゃないか……!アーサー……っ」
「ッ……お前が可愛いからこそだ!アルフレッド、俺はお前に1人前の立派な大人になって欲しいんだ」
「…アーサー………」
「……じゃあ、俺はもう行くな」
「待ってよアーサー!どこに行くんだい!?」
「隣の自分の家だ、明日の朝は一人で起きるんだぞ……じゃあな」
「いやだよ!行かないでくれよ!怖くて一人じゃ眠れないんだぞ!!アーサー!(訳:俺の目覚まし)アーサァアー!(訳:俺の朝食)」



こんなアルフレッドにも堕とされるアーサー。
チョロすぎる。

余りのチョロさに衝撃を受けたので、続きも考えてみました。


(昼の屋上)
「よ、アルフレッド。今朝はちゃんと起きられたか?」
「………」
「おいおいお前、昼飯それだけなのかよ?」
「今月のお小遣い、全部遣っちゃってたんだ。ハンバーガー四個しか食べられなかったよ……」
「……ほら、」
「?これは……?」
「弁当だ。……いつも二人分作ってたからな……作り過ぎちまったんだ」
「アーサー……嬉しいよ!ありが(もっきゅもっきゅもっきゅ)」
「金がねぇならしょうがねえ。今月だけは作ってやるから、来月からはしっかりしろよ?」
「(こくこく、もきゅもきゅ、ごくん)……ねぇアーサー……君がいない夜が寂し過ぎるんだ。だから新しいゲームを買っておくれよ……そうしたら俺、ちゃんと独(り)立(ち)出来る気がする」
「アルフレッド……よし、じゃあ今日の放課後、買って帰るか」
「やったあ!夜は一緒にご飯を食べてから帰ろうよ!俺の奢りなんだぞっ……あ、俺…今月はもうお金無いんだった……アーサーとご飯、食べたかったな……」
「はは、バーカ。……ったく、しょうがねぇな……俺が奢ってやるよ」

「(いやいやいやいやいや!!)」(※フランシス兄ちゃん心の叫び)(※ずっといた)




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何だこれは…本気でしょうもなくて済みません。でも書いてて楽しかったです。
このネタを出して、書き終わる頃には、「まあ独立してもいいかな(何この上から目線)」と思えるようになりました。

上記のままでは完全にヒモフラグが立っている米ですが、実は出来ない子を装ってるだけで本当は何でも出来て、でも米が何でも出来てしまうと英が寂しくてしょんぼりしてしまって「俺は必要ないんだ…ふふ」とかなってしまうので、英の為にわざと構わせてあげてるとかでも萌えます。

英に何かあるとヒーローに早変わりな米。
なんだかんだ自分で会社を創設して、英を秘書にすればいい。




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