※台詞のみ
※オチ要員:日本
※魔性のアーサーさん
※仏英とか色々匂わせつつ最後は米英
英「俺……弟と寝ちまったんだ」
加「…えっ、…ピーター君と…ですか?」
英「いや、恋人の弟と」
加「……恋人…ってフランシスさんですよね?弟…ってアルとですか!?た、確かにアルはずっとアーサーさんが好きだったけど…!」
英「若いってスゲェな、あんまり情熱的なもんで、つい…」
加「つい!?」
英「なあ俺どうすればいいと思う?」
加「あの…二人は僕の兄弟でもあるんですけど」
英「細かい事は気にするな」
加「細かくないです!」
英「しかも妊娠しちまったみたいで」
加「はああああ!?どっどうするんですか!?」
英「あいつら兄弟だし、バレないかなって」
加「だから僕の兄弟でもあるんですってばー!」
英「なあマシュー俺、どうすれば…ぐすっ」
加「ア…アーサーさん……」
英「マシュー……っ…」
加「泣かないで下さい、貴方に泣かれると…僕……」
加「――……はっ!夢…?良かったあ……、…うん?隣に誰か……温かい人肌が……」
英「...zZZ」
加「あ…あ…ああ…わあああああああ!!」
日「――……という話を、先日私が国務の後に一人でラーメンをすすっておりましたところ小耳に挟みまして」
仏「ねぇ、日本?」
日「昨今の我が国は一体どうなってしまったのでしょう。まったく以て嘆かわしい……」
仏「日本、ちょっと」
日「はい?なんでしょう」
仏「…なんで俺達で例えたの?」
日「矢張り男女で語るには少々生々しいかと思いまして」
仏「知り合いの名前出す方が生々しいよね!?っていうか、見て!!」
米英「…………」
仏「この子たちね、こう見えて案外ピュアなの!拗らせた片想いがやっと叶ったばっかりなの!」
日「おや」
仏「坊ちゃん!アメリカも…!そんな顔してないで!なんか言ってやんなさい!」
英「あ、あめりか……」
米「イギリス……きみ……」
英「!! 誤解だアメリカぁ!」
仏「なに言っちゃってるの!!」
日「新しいお茶を持って来ましょうね。ぽちくん、手伝って下さい」
ぽちくん「きゃわん」
仏「にほーーん!ちょっ…この事態を収束して!誰か!誰でもいいから…誰かーー!!」
〜 という話を座敷童ちゃん的な全く関係のない立場で聞いたとある日の夜 〜
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