「皆は八月、どう過ごしてるかな?」



煉獄「竈門少年、黄色い少年!」

善逸「煉獄さん」

炭治郎「どうしたんですか?嬉しそうな顔をして」

煉獄「夏の風物といえば何だ?」

炭治郎「えっ?夏の風物?えっと…屋形船?」

善逸「浴衣姿の女の子!あと…あっ、玉屋〜!花火とか!?」

煉獄「うむ。実は煉獄家と古くから交流のある花火師が新しく色々な色彩を放つ花火を作ったそうでな。明夜、試験的な打ち上げをするから是非観に来て欲しいとのことだ」

善逸「えっ、凄い!いろんな色の花火!?青とか黄とか緑とか!?」

炭治郎「うわぁ、観てみたいなぁ!」

善逸「うん、夜なら禰豆子ちゃんもいける!浴衣を着て、皆で行こうよ!」

煉獄「決まりだな」

善逸「やっほぅー!!俺、伊之助と禰豆子ちゃんに知らせてくる!」

炭治郎「花火か…」

煉獄「どうした?竈門少年」

炭治郎「あ、いえ。俺、夜空に上がる花火自体をまだ一度も見たことがなくて。初めてなんです」

煉獄「そうか、初めてか!それは楽しみだな!」

炭治郎「はい!煉獄さんと一緒に観られるなんて、とても楽しみです」

煉獄「俺もだ」

炭治郎「…。あ、あの!」
煉獄「ん、何だ?」

炭治郎「もし煉獄さんが迷惑じゃなければ、花火が終わった後でもいいので明日の夜、そのまま少し川辺でも一緒に散歩出来たらな……って」

煉獄「……」(きょとん)

炭治郎「あ、いや!そのっ…ご、ごめんなさい(赤面)!!今のは忘れてくださ」

煉獄「構わない」
炭治郎「えっ?」

煉獄「構わないと言った」
炭治郎「ほ、本当に?」

煉獄「元々君が喜ぶのではないかと思い誘ったんだ。では、花火見物の最中に少し抜け出して川辺を散歩だな」

炭治郎「煉獄さん…」

煉獄「その後は何気ない顔で戻り、皆で久寿餅でも食べながら一緒に過ごすとしよう!」

炭治郎「は…はい!」
煉獄(微笑む)

炭治郎(明日の夜、煉獄さんと二人きりに……。うわ…ど、どうしよう。自分で頼んでおきながら、考えたら物凄くドキドキしてきた…!!)








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