後書きのような独り言

完結しました。
読んでくださった皆さまありがとうございます。

この作品はですね、ナルトが完結したあと一から読み直したとき、思い浮かんだものです。
カカシ先生ってはじめっからどこか謎で不思議な先生で、でも強くて仲間思いで、なのにエロ本読んでて、そのくせ里のみんなから信頼されていて、背負ってるものもあり、どことなく影もあって…。
それを引っくるめて彼は彼という存在だと思いますが、やっぱり彼には何か忍して、人間として、そしてなにより男として大切に思っている存在がいて欲しいという勝手な希望により出来上がったのがこの話です。

完結した時点のほんの翌日とかにサスケは里を抜けてしまうじゃないですか?
あれだけ気にかけて信頼していて、それでもサスケはサスケの決めた道を選んでしまったのが、カカシが好きな私にはショックで…。
なので、完結はあの場面にしました。少なくとも彼が今まで助けたかった人たちのなかで一人くらい、カカシは手を差し伸べることができて、その手を掴み返してもらえた、そのくらいの希望はあってもいいな、と。

それにしても10話を超える話になるとは…。書き始めた時、5話とかで1話の文字数もあんなたくさんになる予定なかったんですが。すいません。

ひとまず、完結ですがふと思い立った時にサイドストーリーなりショートストーリーなりアナザーストーリーなりを書くと思うので、そちらも引き続き読んでいただけると幸いです!

皆さまに感謝を
ハナ子

01.11.2015