ま、時は過ぎる…。
(簡単だな…)




「昼休みやぞ〜」

『ん゙〜ッ』

「ホレ、行くで」




俺は、謙也と白石に連れ
られ屋上に行く。



「「遅い(で〜/ッスわ)」」

「『堪忍な』」

『で、ホイ』




ポンと俺は、ラッピングを
したギフトボックスを取り出す。




『ホイ、千歳』

「うれしか〜」

『ホイ、小春!一氏!』

「おおきにねぇ

「おおきに」

『ホイ、師範』

「旭はん、おおきに」

『ホイ、財前』

「おおきに…」

『ホイ、金ちゃん』

「おおきに!」

『ホイ、謙也』

「おん、おおきに」

『ホイ、白石』

「おおきに」




渡すだけで疲れるとか…、どんだけじゃ!
まぁ、とりあえず。よし、
今年も喜んでくれた。
一安心。さ〜てと、
アレどうしようか…。
去年の二の舞は、勘弁
だからなぁ…。よし、
景吾に送ってやって、
ブン太にやってくれって
頼もう。おぅ、そうしよう。
(オサムちゃんか!!)





時は流れて、帰り道。
展開早いのは、気に
しなーい。




『白石〜…』

「ん?」

『ちょお、待っとってや』

「?おん」




俺は、家に急いで入って
机の上の包みを手に
取った。




『ホイ…!』

「何や?」

『白石には、もう1つ
あってん…。やるもん…』

「俺に…?」

『おん…』

「おおきに///」

『///』




このやろう…。無意識やろ。


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