『それより、日曜は…。
その、わ、悪かった…な。
…飯、ダメにして。アレ、スゲぇ美味そうだった
から、また…』

「また?」

『また、作ってくれねぇか?』

「おん!」




犬…。尻尾が見える。




「…お2人さーん」

「何時までイチャコラ
ついとんのスか」

「『!!』」

『離せッ!蔵ノ介ッ!』




慌てて離れる。




「お前等、何てタイミングで来よんねん…」

「「このタイミング」」

「お前等…」

『ぷッ!』

「「!!」」

『くくッ!くくく…ッ!』

「「梁(くん/さん)が
笑うた…」」




俺だって笑うっつの。
どうやら俺のこれからの
人生も波瀾万丈になり
そうだ。





The END.



 
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