ダンッ!




俺は踏み込んで蔵ノ介を
ぶん殴った奴の前にでた。




『…その汚ねぇ手で、
コイツに触んな。
…殺すぞ




つか、蔵ノ介を殴ったんだ。殺してぇ…。
偽物の刀で脅してみる。
刃先は、クソヤローの喉。



「って、オモチャや
ないかッ!!ビビった!!」

「梁…」

『蔵ノ介、小道具向こうに下げとけ。後、ガキ共と
アイツらと一緒に
下がってろ』




今のお前は動きにくいだろ。なら、今は少し見てろ。




「やけど…ッ!」

『蔵ノ介!』

「…」

『俺は大丈夫だ』




もし、怪我したって死にゃしねぇ、だから…。今は
俺に任せとけ。



 
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -