「梁…、お前えぇ奴
やなぁ…」

「ホンマやわぁ…」




ゥオッ!

何時の間に!何か泣いて
やがるし…。鬱陶しい…。




「蔵リンにはアタシ達が
おるで!!」




眼鏡…、キモい…。




「そや、梁。高校
何処なん?」

『…行ってねぇ』

「「嘘やん!!」」




否、マジだから。こんな
事で嘘吐いてどうするよ。




「よし、じゃあ今から
校長に交渉しに行くで!」

「「おっしゃ!!」」

『…おい』




何、アイツ等…
行動力ありすぎだろ!!




「堪忍、良い奴等なんや
けど…」

『いるじゃねーか』

「ハ?」

『ちゃんとダチいるじゃ
ねぇか、蔵ノ介』

「…おん!」




ちゃんと笑えんじゃねぇ
かよ。お前。




俺だけが



 
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