森の中
しまったな…。
暗くなってきた。
国出る時にマッチとかもう少し買っときゃ良かった。
『やっちゃったよ…』
あ〜ぁ。
『…ん?家?』
こんな所に?
『スミマセーン、誰かいらっしゃいますか〜』
返答なし…か。
勝手に入る訳にはいかないしな。
木陰で休むとするか。
────
「少し寄ってこか?」
「あんな〜…」
「聞く耳持ってないよ」
ん…?
物音?
「よッ!」
ん!?
人!?
「えッ!?」
ガツッ!
音!
「でッ!」
「「蔵!?」」
『…ッ!』
が…、顔面から落ちた…。
→
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -