蔵とケンヤに昔の事を事細かに説明した。




『…という訳』

「なるほど、納得やわ」

「瑠璃ん所やったらなぁ」




まぁ、厳しいからね。道場は強いし。何より、師範もとい瑠璃の親父さんは怖いから。





「アタシより強いからね、白雪は」

『そんな事ないよ』



瑠璃、余計な事は言わんでいい。



「武術という武術出来るよ、白雪は」

「スゴいやん」

『否、ケンヤさん。スゴくないですから』




ハハハ、笑えない…。




「何はともあれ、受かるんやで」

『誰に言ってるのさ』

「白雪様」



4人で吹き出して笑った。


頑張ろう。そう思った。
応援してくれる蔵達の為にも。






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