グッバイ、俺の爽やかな朝


ピピピピッ、
ピピピピッ、ピピピ…
バンッ



『〜…ッ』



あ〜、今日もいい天気
だね。死にそう…。
(眩しくて)



『サテと、今日は朝飯何
食うかなぁ』

「フレンチトースト、
ハムエッグ、ヴィシ
ソワーズでいいぞ」

『うん、作れない!


…って、何勝手に人ん
家にあがってんだよ!
お前!』



つか、まずコイツ
どっから入ったんだよ。



『…帰れよな、朝っぱら
からお前の顔なんて
見たかねェからよ』

「俺様が直々に迎えに
来てやってんだ。有難く
思え」

『有難くもねぇし、迷惑
だから来るんじゃねぇ』



マジで、ホントに。
しかも、何気に上から
目線だしよ。それに、
コイツと一緒に登校した
日にゃ、沢山の生徒に
出迎えられながら
レッドカーペットの上を
歩くはめになる…



『…んなの冗談じゃ
ねぇッ!』

「結」

『んだよ、跡部』

「時間を見ろ」

『…ハ?』



時間?時計を見ると、
針は8時を指している。



『…ヤベェッ!!


くそッ!跡部のせいで
毎日慌ただしい朝だ!
だから、嫌なんだよ!
跡部に付き合うのはよォ!



『早く出ろよ!跡部!』

「走るぞ、結」

『何で、今日に限って
リムジンじゃねぇの!?』

「結と一緒に登校
したくてな」

『あっそ!』



悪いがアタシは、その
辺の女子みたいにお前を
好きにはなれないん
だよ!しかも、そんな事
言われても嬉しかねぇ
んだよ!




グッバイ、俺のやかな朝

(これが俺の日常なの
かッ!)



アトガキ
なんか、跡部がアホの
子になってる。何で
だろう?ハイ、
スンマセン。俺のせい
です。でも、後悔して
ない!←ぇ









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