おめでとう、大好き

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今日は、アタシの彼氏の
誕生日。え、彼氏って
誰かって？それは…。



「結ーッ！」



あ、噂をすれば。



『何したの？ブンちゃん』

「幸村君が皆で祝うから
結も呼んでこいって」



成る程ね。そう言うこと
か。



『よし、行こう』

「おう！」



わぁ、嬉しそうな顔
して。可愛いな。



『ブンちゃん、ほら
入りなよ』

「急かすなよぃ！」





｢｢HappyBirthday！｣｣


「ぅおッ！」



ほらね。



「サプライズだよ、丸井」



よかったね、ブンちゃん。



「ごめんね、倉田さん。
利用するようなことして」

『いえいえ、幸村君って
名前が出たのにわざわざ
ブンちゃんが来たから
何かあるなって思った
だけ』

「凄い推理力」



幸村君はくすッ、とあの
綺麗な顔で笑っていた。
ブンちゃんは幸せ者
だな。こんなにいい
仲間と一緒にいられる
なんて。



「プレゼント渡して
きたら？」



幸村君には敵わないね。



『ブーンちゃん』

「ん？」

『ハイ！誕生日、
おめでとう！』

「！サンキューな！
結！」



アタシは、この笑顔が
好きなんだ。



『ブンちゃん、大好き』




大好きな人に祝福を

(笑顔と共に贈ろう)





†アトガキ†
ブンちゃんならこんな
感じかなぁ、って。
兎に角、ハピバ！
ブンちゃん！